症状を知る

昔から、ぎっくり腰という言葉がありますし、医療の進んだ現在もなおこの言葉が用いられていることからも分かりますように、一生のうちで腰痛を患わない人のほうが少ないくらいです。
一方で、同じ哺乳類の動物でも、その多くがこの病気を患わないことが知られています。
すなわち、この病気は人間特有の病気ともいえるものなのです。
では、何故人間だけがこの病気を患うのかと言いますと、人間が他の動物とは異なる二足歩行をしていることに由来します。
二足歩行をするためには、特に腰の部分を使って身体を引き起こす必要がありますので、どうしてもこの病気を発生しやすいのです。
このように、腰というのは人間らしく生活するための、大きな要となっているのです。

現代の世の中は、多くの機械が生活を支えてくれていますし、それがなければ生活が成り立たないほどの状況です。
しかし、医療福祉の分野というのは、このような機械類が導入されてきている状況でも、こうした機械では補うことのできないマンパワー中心の職業分野であるともいえます。
このため、医療や福祉では、腰痛を起こす機会が多いので、この分野における職業病ともいわれています。
この病気に対して、医療や福祉の分野でよく用いられている対策方法として、骨盤ベルトを挙げることが出来ます。
この骨盤ベルトというのは、ボディービルの世界でもよく用いられていますが、ベルトを装着することで、腹圧を上昇させるのです。
このため、腰痛の治療だけではななくて、予防にもつながるのです。